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透明骨格標本とは?

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透明骨格標本

透明骨格標本とは、特殊な色素により生物の骨格を染色し、その他の筋肉などの組織を透明化させた標本のことである。
この標本は透明に見えても筋肉などが残っているので、細かい骨もバラバラにならず、生きていた時そのままの状態で骨が観察できる。もともとは解剖などが難しい小さな生物の骨格を観察するための学術上の標本作製術である。

エンゼルフィッシュ

ドジョウ

アカハライモリ

 

骨格が見える仕組み

基本的に透明骨格標本は2種類の色素で染色される。
1つ目は軟骨を青く染めるアルシアンブルー。これは軟骨に含まれるコンドロイチン硫酸という物質にくっつくため、軟骨だけが色づく。
2つ目は硬骨を赤く染めるアリザリンレッドS。こちらはカルシウムにくっつくため、骨が赤く染まる。
それぞれの色素で染めた後、標本個体の余分なタンパク質を分解する処理を行う。これによって、光の透過を遮る物質を取り除く。
最後に標本をグリセリンへ浸すと、ちょうど紙に油が染み込むと透けて見えるように、グリセリンが標本を透明化する。
(リンク:透明骨格標本の作り方

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